木製オブジェ<木目仕上げ材>のサンプルをご紹介いたします

あっという間に季節は移り、夏の盛りも過ぎようとしています。
陽ざしがやさしさを帯びて、空が高くなってまいりました。

木製オブジェ<木目仕上げ材>サンプルのご紹介

今回は中島木芸社でサンプルとして製作いたしました、木製オブジェをご紹介いたします。

ブラックウォールナット、オーク、ホワイトアッシュをはじめとするメジャーな木材から
中島木芸社の代名詞ともいえるブラジリアンローズウッド、またゼブラウッド(木目がシマウマの模様がそっくりです!)や、特殊なエナメル塗装のものまでさまざまです。

不思議なオブジェ

一見するとなんの変哲もない木製の立方体ですが、よくよくご覧ください。
”木口”がありません。
”木口”とは下記画像のような「切り株面」のことを指します。
どんな木製家具にもある”木口”、しかしこのオブジェにはありません・・・。
なんだか不思議なオブジェに見えてきました。

(株)中島木芸社|木材名称説明

さらに、写真ではわかりにくい部分ですが四方横面の木目がつながっているのです。
刃物を入れているはずですが、木目はピタッと続いています。
縁起物としてもお客様に喜んでいただけるかもしれません。

ナカモクの技術と木への探求心

形状としては単純なものとして目に映りますが、
この立方体オブジェひとつにしても様々な技術が使われ工夫が施されています。
木材と一口に言っても、その性質や硬さ、粘り気や湿度での変化、塗料との相性は千差万別です。
そのため切削加工や塗装には、それぞれの木材の性質への理解が欠かすことができません。
中島木芸社ではお客様に満足していただくことのできる、
質の高い家具への追及のため、日々探求心をもって木と向き合っております。

最後に、この不思議なオブジェに興味を持たれた方はぜひナカモクへお越しください。
ぜひ実際に手に取ってご自身で謎を解明してみてください。